(5)染め 「きもの」って何だろう?

(5)染め 「きもの」って何だろう?

<知っていました?京友禅は分業ですよ。>
手描の友禅を大別すると、分業(大人数)と作家物(一人)です。
歌の世界に当てはまると、よくわかりますよ。

・分業

それぞれの作業(工程)を、そのスペシャリスト(専門家)に仕事をしてもらいます。
「歌」なら、作詞家、作曲家、編曲家、演奏家、歌手などです。
職人は、柄や商品が違っても(訪問着や留袖等)、同じ作業を毎日するので、日給(時間給)で済みます。オリジナル(別注品)はできませんが、作家物よりも安い価格帯です。

 

 

・作家物(人間国宝や加賀友禅等)

全工程を一人で作業します。
「歌」ならシンガーソングライターですね。

作家の「思い」が、一品一品に込められ、私だけの「きもの」に喜びを感じます。高価格になりますが「お宝」です。

 

 

<付録 「きもの」のミニ知識>
Q. 手描の友禅以外に何がありますか?
A. 型紙や機械を使用して作業しています。短時間に同じ商品が、多数できるために一般的には安価になります。(オートメーションですね。)

Q. 手描の良さ(価値)は何でしょうか?
A. 絵画の様に、柄に遠近感や芸術(美術)性があります。例えば、手描ではない品では、草花も「葉」の「緑」は全部同じ緑ですが、手描では「光が当たる葉色」と「普通に目にする葉色」、そして「影になっている葉色」等に彩色されています。細かい作業をすればするほどに、商品から作品に変わっていきますよ。

 

きもの淳彩庵ホームページ

https://junsaian.com/

 

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