(1)染め「きもの」って何だろうね?

(1)染め「きもの」って何だろうね?

(文様への思い)
どんな染め技法(技術)で作ったのか?
本当のところ、それを何度聞かされてもわからないでしょうね。
職人(作り手)しかその苦労はわからないから・・・。
職人が伝えたいのは、技法ではなく「何故この着物を染めたのか」「どの様な思いがあるのか」なのですよ。

私は、それを職人に代わって伝えたいと思います。
訪問着には、草花がよく描かれていますよね。
「四季の草花だから、年中着用できる」と言われます。しかし職人は四季の草花を描いてはいないのですよ。職人は「思い」を描いています。


菊は「長寿」


ぼたんは「富貴」


梅は「出会い」


椿は「八千年を願う長寿」


桔梗は「幸せ」、等々です。

着物の草花文様の種類は限られています。幸せの願いが込められていて、その「いわれ」は言葉遊び、ダジャレ、中国の故事です。しかし、それにはもっと深い「思い」があります。
もしも、「幸せ」や「長寿」を文字で着物に描いたのでは美しい柄として着用できないからです。「思い」をなんとか草花文様に託せないかと・・・。(故人の知恵ですね。)

その「思い」が職人(作り手)と着手の気持ちとつながれば、お互いにお互いに最高の満足が得られる事でしょうね。
「きもの」の見方、「目から鱗(うろこ)」に成りますよ。

 

きもの淳彩庵ホームページ

https://junsaian.com/

 

TOP