先日、創立80周年を迎えた西陣の名門、帯の都さんに行ってきました。
素晴らしい帯の数々に、うっとり。
~ 株式会社 都(みやこ) ~
ホームページにはこんな記事が。
証紙と会社名が同じって覚えやすいですね。
都ホームページ http://www.obi-385.co.jp/
~ 証紙 ~
西陣の帯には西陣織工業組合が発行するメガネ型証紙が必ず貼付されています。[3(み)・8(や)・5(こ)]
この証紙に生産者番号、帯地の種類を表示。生産者の責任を明確にするとともに、
西陣のデザインと技が作りあげた西陣製品であることを証明しています。
会社の隣の手織工房にも案内して頂きました。
倉田社長さんから、説明を頂きました。
小気味良いリズム感ある機織りの音。
しかし一本でも間違えば柄が変わってしまいます。
帯一本織るのがいかに大変かを思い知らされました。
~ すくい織 ~
裏を上に出し織ります。
手機で綴織の技法と同じ様に経糸を透して下絵を見ながら小さな杼で経糸の間をすくい織るところから名付けてます。
技術者は絵心や洗練された感覚が必要とされ、ひとすくいひとすくいの杼で間違いないよう織進めますので、大変手間と時間がかかります。
絵画みたいな柄付けと裏表に糸が出ていないのが特徴です。
工房と一体化した宿泊できる町屋。
玄関の吹き抜け部分。
和のテイストが落ち着きます。
二階のリビングから手織工房を見下ろせます。
職人さんの機織りの音で目覚められ様子も見られます。
とってもオシャレ!
きもの淳彩庵ホームページ