松井青々の工房を見学しました。

松井青々の工房を見学しました。

9月11日、京都の松井青々の製作工房であるマツヰ染繍さんへ見学に行きました。

 

 

 

京友禅染物師の三代目松井青々  松井淳太郎先生に迎えて頂き、沢山のお話を伺えました。

 

 

 

「青々」のいわれ
松の井の水とともに、松の緑がいつまでも青々と生き生きしているように、
作風もそうである事を願ったのが、青々のいわれです。
使い始めたのは昭和38年。マツヰ染繍株式会社発足のときでした。

 

 

白生地に下絵を描くための染料として
紫ツユクサ(青花)を使用し模様を描きます。
今は、色を落としやすい化学染料を用います。

 

 

 

 

 

箔置きは生地の表面に金箔や銀箔を使って装飾をするものです。

 

 

 

 

 

 

刺繍は金糸や銀糸をはじめ、美しい絹の色糸で模様を埋めると、
とても華やかで優美な模様になります。

 

 

 

 

元になる下書きの絵は沢山あるので、天井に納めてあります。

 

 

 

 

 

蝋を用いて、たたき染めをする工房です。

 

 

 

~臈纈染の工程~
筆などで溶かした蝋を布に塗り、模様を描きます。染料にてその布を染色し、蝋を落として水洗いをします。
蝋を塗った部分は白く染め抜かれ、複数の染色のためにはこの工程を繰り返します。
蝋に乾燥ひび割れを入れることによって、独特の亀裂模様を作り出すこともあります。

 

 

工房で使用する道具類。先生が言われるには、この道具がとても大切で、
これを作る職人が少なくなっているのを心配されてました。

 

 

 

 

 

 

 

臈纈染をする工房でも高い天井に生地を上げて、乾燥させたり保管していました。

 

 

 

 

 

「青々」ブランド
長年にわたり朝日新聞1面の題字下に「青々」の広告を掲載していました。
それは、評価が高まっていた「青々」の名を世に知らしめるきっかけとなり、
京友禅の第一人者と呼ばれるようになりました。

 

 

 

 

青々は、タタキ染の地色に松竹梅や菊などの柄に金彩を施した豪華かつ優美なもので、
独自の構図・配色で斬新な京友禅の創作が特徴です。
そのため、青々調と呼ばれるコピー的な着物が出回るほどです。

 

 

 

 

 

京友禅の技法を取り入れた独創的な表現力で、現代日本の染織界で随一の人気を誇る作家「松井青々」です。

 

きもの淳彩庵ホームページ

https://junsaian.com/

 

TOP