「きもの」の図柄に多い「草花」は、蝶の気分で観れば作者の力量が解りますよ。
蝶の葉脈に命を感じ、色とりどりの花に引き寄せられる蝶。
甘い蜜を求めて「あちらこちら」へ飛んでいく。
いま貴女は蝶になった気持ちで、草花の図柄を観てくださいね。
その時に、甘い蜜(生命)を感じて飛んでいきたくなるでしょうか?
そんな気持ちになれたら最高です。
しかし、そんな気持ちになれない図柄も多くあります。
例えば、「切り花」に近いものや、草花の色が自然でないものは「落胆」してしまいます。
「きもの」を選ぶときに、貴女に「お似合いか?」は重要なことでしょう。
でも、もっと大事なことは「作家の感動表現」を感じられる「きもの」に出会うことではないでしょうか。
花は生きています。蝶も生きています。
そして貴女も生きているから。
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