明石ちぢみって なぜ 明石っていうの?

明石ちぢみって なぜ 明石っていうの?

明石ちぢみは さらりとした高級な夏の絹織物です。

 

江戸前期に越後国(新潟県)小千谷に縮布の製織技術を伝えたとされる明石次郎が明石ちぢみの由来らしいです。

本名は堀次郎将俊。明石藩松平家の武士であったが、流浪の末に、寛文の初めごろ(1661年頃)小千谷地方に住みついたそうです。

 

小千谷では古くから麻布の生産が行われていたが、
明石次郎は緯糸に強い撚りをかける縮布を考案し、種々の縞や飛白模様の夏向き高級縮布を開発したといわれます。

 

このように最高級の糸に高度な撚糸技術を加え、職人のプライドをかけた繊細で緻密な幾つもの工程を経ることによって「蝉の翅」とも呼ばれ、十日町小唄に「着たら放せぬ味の良さ」と唄われる、「十日町明石ちぢみ」ならではの清涼感あふれる着心地が生まれるのです。

 

この「十日町明石ちぢみ」は、戦争中の統制経済を経て、戦後十日町においても生産数がほとんどない時期がありましたが、平成10年に吉澤織物が限定復刻し、大正・昭和の女性をおおいに魅了した高級夏着尺を現代のきものファンに紹介致しました。

 

復刻生産された「十日町明石ちぢみ」は、平成の女性たちにも支持され、「きもの絵巻館」では、縮布の前掛地を生産していた三代目吉澤与市以来の100年以上の伝統の技を駆使した「明石ちぢみ」・「明石上布」・「筬波明石」・「透綾明石」の4タイプを販売しています。

 

 

きもの淳彩庵ホームページ

https://junsaian.com/

 

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