曜変天目染茶碗に魅せられた「天目染」

曜変天目染茶碗に魅せられた「天目染」

天目茶碗の中でも最高峰とされる曜変(ようへん)天目茶碗。

中国宋代の名品で、漆黒の器の内側には星のような斑点が散らばり、
光の角度によって玉虫色に神秘的に輝くことから
「器の中に宇宙が見える」とも評されています。

 

現存するのは世界で3点といわれ、その全てが日本にあり、
国宝に指定されています。

そんな「曜変天目」の魅力を染色で再現し、着物にしようと
試行錯誤の末に出来上がったのが天目染めです。

その染織は他に類をみない特殊な技法です。
針糸で張った着尺の長さの白生地を引き染めして、
染料に湿気をもたせます。

 

 

 

その上に、京都洛北の北山杉のチップ(挽粉)を2cmほどの高さで
一面に敷きつめます。

生地に湿気が残った状態で端から下に置いた移動式のストーブで
順に乾かしていき、木のチップに染料を吸い取らせることで
天目染めができます。

銘木「北山杉」と鞍馬の名水、京友禅の熟練の職人さんの技が
生み出した染です。

淳彩庵では、京都の工房と契約して「淳彩庵オリジナル天目染」を
製作しており、生地の選択から柄の構図、配色まで全て独自に発注した
商品を開発しております。
現在は、訪問着、附下、小紋、染帯など染め上っております。

 

お茶会はもちろん、幅広いシーンでお召いただける天目染め。
是非ご自身でご覧になってください。

 

 

~ 着物の里 散策 京都編 ~
京都の初夏から夏にかけての風物詩といえば「川床」料理ですね。

 

鴨川沿いに並ぶ、納涼床や京の奥座敷、貴船、高雄の本格的な
川床での京料理もいいですね。
でも少々敷居が高いかな?とお考えの方にお薦めなのが、
金閣寺の北にある「しょうざんリゾート」渓涼床です。

 

元来「しょうざん」はきものの機屋さんで、しょうざん生紬は
きもの通には憧れの着物です。
その広大な敷地の中を流れる紙屋川に設けられた席での京料理。
旬の食材や京野菜をゆったりした京時間のなかで味わえます。

お昼のコースは、ちょっとリッチなランチ気分で「川床」を
経験することができますよ。
初夏には単衣の小紋や塩沢紬、夏は上布や小千谷で、また盛夏には
浴衣で、京都の夏を楽しんでみませんか?

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